はいは~い‼みなさんこんにちは♪
今回は夫である、とーたくが不妊治療に伴い、男性が行う『精液検査』について記事にさせて頂きます。
はじめての精液検査になると、不明な点も多いと思います。
人によると思いますが、疑問点があっても、デリケートな話題なので、なかなか聞きづらい点もあったりします。※私もそうでした…
病院によって検査方法はそれぞれ異なる点もあると思われますが、これから不妊治療を開始される方へ『精液検査ってこんな感じなのか…』とイメージになれば幸いです。
不妊治療開始までの流れ
妊活自体は結婚当初から開始していたので、約3年は自然妊娠の妊活期間がありました。
しかし、なかなか妊娠の兆しがなかった為、約1年前に初回の通院を行ったところ、奥さんの『子宮腺筋症』が発覚します。
費用的な面や仕事のことを考えると、すぐすぐ不妊治療を行うという決断に踏み出すことができず、まずは、前段階として、漢方治療・薬の摂取で経過確認行っていました。
奥さんが処方されたものは『桂枝茯苓丸料』と『クエン酸第一鉄Na錠』。
それぞれについての妊活に対する効能・効果ですが
漢方
効能・効果…身体の血の巡りを改善し、生理不順や生理痛の軽減に影響を与えます。
また、ホルモンのバランスを整える効果も見られる漢方です。
薬
効能・効果…鉄分の不足を補うもので、一般に鉄欠乏性貧血の治療に用いられる薬です。
場合によって、嘔吐やめまいなどの副作用が発生することがあります。
となります。
漢方と薬の摂取を続け、1年経過…。
その間も、妊活を行っていましたが、やはり、なかなか妊娠の兆しがなく、2022年1月より正式に不妊治療を開始することとなりました。
まず、行ったことが、『今の生活スタイルで治療を続けていけるのか』を話し合う事からスタート。
ここには、現在勤めている勤務先の上司へ相談し、理解を得ることもできたため、『仕事<治療』と気持ちを切り替えることもでき、私用についても可能な限り治療に回す努力を行う、というルールでお互いの理解を一致させました。
ただ、不妊治療については風あたりの強い面もあり、同僚全員の理解を頂けたかというと、難しい点でもあります…。ここは、不妊治療の課題ですね…
さておき、私達は、女性不妊ということで、基本的に奥さんがメインの診察が多くなりますが、男性側としても行うべき重要な検査があります。
それが『精液検査』です。
男性精液検査について
不妊治療を行う上で、精子の状態を把握しておくことは非常に大切なことです。
みなさんはご自身の精子状態をご存知ですか?
そんなことを気にする機会など、通常はなかなかないので、知らない方が大半と思います…w
『精液検査』は、今後の治療方針にも関わる大切な検査です。
初回検査は、抵抗もあるかもしれませんが、未来の為にも、越えるべき検査となります。
精液検査で確認する項目は下記のとおりです。
・濃度
・運動率
・奇形の確認
採取は専用のキット(ケース)に精液を入れ、病院に持ち込むという方法です。
院内の一室で採取することも可能です。こちらは病院によって違うかもしれません。
今回、院内での採取も提案頂きましたが、自宅採取を選びました。
専用キットはこちら
家で使っている小物入れにすごく似ています…
取扱い時の注意ですが、容器内部は抗菌処理されており、細菌の浸入を防止する為、蓋を取り外した後は直接内部に触れたり、水を入れたりしないように注意が必要です。
採取方法は自慰行為により行いますが、この際も、陰部が容器内側に接触しないように気を付けながら採取し、容器は確実に閉められていることを確認しましょう。
採取の際は、採取日/時間/生年月日/夫婦の名前を記入したシールをキットの外装側面に貼り付ければ準備は完了です。
その他の注意事項がいくつかあったので、下記の通り紹介します。
・採取前3~5日間の禁欲
・採取後3時間以内の提出
・持込時に採取容器をカイロや湯煎などで温めない
採取時の注意点についても、内容が記載された用紙が入っていました。
精液はもともと体内で生成され、また、体温で生存することが可能なものです。
なので、必要以上に温めてしまうと、検査時に精子が全滅してしまっている…
ということもあります。
採取後は持込まで人肌(服やポケットの中)で保温し、持ち込むようにしましょう。
検査結果
検査は、採取した精液をモニターで確認しながら検査項目について、異常がないかを確認しながら説明を受けるというものでした。
所感ですが…本当にオタマジャクシみたいです。w
私の検査結果についてですが…
重要項目の基準はすべて満たしており、大きな問題はありませんでした。ひとまず安心しました。
検査を受けるまで、内心は「精子異常による不妊の可能性もあるかもしれない…」と思う点もあり、今回の検査を受けたことで、不安要素が一つなくなりました。
これで、奥さん側の治療に専念することができます。
しかし、これからぼくも気を付けていく点があります。
女性不妊での男性が行うべきことは?
女性不妊については、排卵が正常に発生していない症状もあります。
その場合、薬などで排卵を誘発し、性生活のタイミング指示される『タイミング療法』や人工的に精子と卵子を受精させる『人工授精』の方法もありますが、受精時に、精子の状態が悪いと、うまく受精に繋がらないこともあります。
いつ何時、受精のタイミングが来ても対応できるように、男性としては、日々のメンテナンスが必要となります。
メンテナンス方法にはいくつかありますが、すぐに始められる方法を2つ紹介します。
リコピン摂取
リコピンの抗酸化作用により、精巣の炎症を抑える効果が期待され、リコピン自体は精巣に蓄積され、精子の運動を活性化させる。
ビタミンD摂取
リコピン摂取と同様に精子の運動を活性化させ、精子細胞へカルシウム吸収を促すことで、受精能力の向上が期待できる。
リコピン摂取については、トマトから摂取できます。一度にたくさんのトマト摂取が難しい場合は、1日約200ml程度、トマトジュースを飲む習慣をつけるといいでしょう。
ビタミンDについては、きのこ類や魚類に多く含まれています。また、日照で生成することも可能ですが、おうち時間が多い現状では、難しい点もあります。
こちらについては、サプリメントでの摂取も可能なので、上手に摂取していきましょう。
上記2点については、不妊治療を行う上で、男性としては継続して実施しておきたいメンテナンスとなります。
私も、不妊治療を始めた際に、即時トマトジュースとビタミンDサプリメントの購入を行いました。
毎日の摂取をルーティンにしている真っ只中です♪
まとめ
さぁ、今回は不妊治療の際の『精液検査』について記事にしました。
ぼく自身はじめてのことで、恥じらいもありなかなか勇気のいる検査でした。
しかし、女性不妊の場合、パートナーはさらに多くの検査を行うことになります。
少しでも、不安要素を取り除くためにも、積極的に協力できることが好ましいです。
採取方法については、病院によって異なる点もあるかと思われますので、参考にして頂ければ幸いです。
不妊治療は、思う以上に、お金・時間・体力が奪われてく治療となります。
なので、検査を通して、自分の状態を把握し、いつでも、元気な精子を採取できるよう
・リコピン摂取
・ビタミンD摂取
等の取り組みについても積極的に行い、スムーズな治療を行えるといいですね♪
それでは、最後まで有難うございました~‼
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