【採卵周期】OHSSで入院した話

OHSSサムネイル 不妊治療

こんにちは!

TAKU&ANN FARMの あん です♪

8月に入り夏本番!って感じですね!

毎日暑すぎて愛犬の散歩も汗だくになっています(笑)

海に花火大会にお祭り、お盆の集まりなどなど、、

夏を思いっきり満喫したいなーと思っているところです^ ^

そんな私ですが、先月は人生で1番苦しかった時期と言っても過言ではない7月でした(泣)

前回の記事で採卵レポをしていますが、今日はその続きのおはなし。

【採卵レポ】たまごちゃんの行方
いよいよ採卵。細かなスケジュールや体調の変化、受精と凍結の結果も載せています!個人差もありますが、麻酔による副作用も辛かった、、、。ですがこれも妊娠するためのとても大事なステップです。何個受精卵ができたのか、何個凍結に成功したのか、、、?

OHSS(卵巣過剰刺激症候群)についてです!

本当に痛くて苦しくて大変な日々だったので、記録に残しますね!

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OHSSとは?

まず、OHSSって何?と思われる方もいると思うので説明しますね。

OHSSとは、日本語で“卵巣過剰刺激症候群”といい、卵巣を刺激しすぎてパンパンに腫れた状態のことをいいます。

そこで次は刺激って何?となりますよね。

これは、採卵周期に卵子を育てるためにホルモン注射を行ったり、採卵する際に採卵針で卵巣を刺したりすること。

ホルモンを補充して卵子がたくさん育つことで、その分卵巣が膨らんだ状態になります。

そこから卵巣に針を刺して卵子を採っていくので、採卵後にはもっと腫れてしまうそうです。

刺激法がその人にとって強いものだったり、卵子がたくさん採れた場合にOHSSになりやすいと言われています。

私の場合は、ショート法という刺激法を行い、クリニックの先生からは「年齢的に少し刺激が強いかもしれない」と言われていました。(ショート法は比較的高齢の場合に適用することが多いとの事。だけど私はAMHが低いのでショート法が適用されました。)

その分、卵子は18個も採ることができました!

たくさん採卵できたことは嬉しかったです。が、それからは今までの身体の負担がドッと出てきました。

入院するまでの話

私が採卵を実施したのが6/30でした。

翌日からお腹の張りがあって、その時点ではまだ耐えれる程度でした。

(ちょっと張ってるけどこのくらいなら全然大丈夫じゃんと余裕な感じw)

だけど、お腹の張りは日を追うごとにひどくなってごはんも少し食べるのがやっと。

(お腹は減るけど常にお腹いっぱいで食べたいのに食べれない変な状態)

7/3が受診日だったのでお腹の張りと現状を伝えました。

1週間は続くからきついけど辛抱してねとの事。

(1週間⁈これが⁈長すぎない?まじか、、、。)

それから家で耐えるも辛すぎて7/5に病院に電話してもう一度受診してもらう事に。

すると卵巣は8センチに膨れていて、OHSS中等度だという事。

あと1週間家で耐え凌いでもいいけどー、入院しましょうかと言われ、そのまま入院になりました。

(あの状態で家で耐え凌ぐのは多分無理でした)

[入院までの症状]
お腹の張り
吐き気
強い胃の痛み
食べられない
深呼吸ができない(常に浅い呼吸)
どの体勢でも苦しい(寝てる時は2時間おきに苦しくて目覚める)

辛かったなぁ(涙)

入院中の話

7/5から7/11まで、1週間入院しました。

血液検査の結果、Dダイマーという血液の凝固系の数値が悪かったらしく、輸液とお薬で様子見になりました。

そういえば入院日にした採血は看護師さんがめっちゃ苦戦してて5回くらい刺し直されましたw

いつもは1回ですぐ終わるのに。。

なんとか血は採れたもののいつもより明らかにドロっとしていてめちゃくちゃ時間かかりました(汗)

※血とか苦手な方ごめんなさい。

[入院時の体の状態]
卵巣8センチ
腹水が溜まっている
脱水症状あり
血液中の水分が減って血栓が出来やすくなっている(血液ドロドロ)

入院3日目まで点滴で輸液を1.5L、4日目と5日目は500ML行いました。

そして毎日排尿の確認で、毎回トイレでおしっこの計量をしました。

たくさん水を飲んでたくさん出すとお腹の張りが落ち着いてくると看護師さんに言われたので、水は頑張って1日1リットルくらい飲みました。

すると尿量は1日3リットルくらい!

輸液の分もあるのでたっぷり!!

2〜3時間に1回はトイレへ(笑)

実際のところ、4日目まではまだまだ苦しかったのですが、それ以降は徐々に回復傾向でごはんも完食できたし、顔色もお腹の張りも少しずつ無くなっていきました。

7日目の診察で卵巣6センチだったのですが、OHSSの症状自体はほとんど無かったので無事退院しました。

1週間も寝たきりだったので体力がすこぶる落ちていて(泣)

それにちょうど梅雨明けして夏本番の暑さにもやられて体力回復には時間がかかりました。

その後、毎週1回経過観察で診察と血液検査をしました。

血液検査の結果が退院1週間後もまだ正常値では無くて、、

・肝機能

・Dダイマー(血液凝固系の数値)

この2つが退院2週間後にようやく正常値に戻りました。

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まとめ

採卵周期に卵巣を刺激しすぎた場合に起こりやすくなるOHSS。

滅多にならないだろうし、自分は大丈夫だろうなと思っていたら危ないかもしれません!

中等症でもとても苦しいし、回復まで時間もかかります。

[OHSSの症状]
お腹の張り
吐き気
強い胃の痛み
食べられない
深呼吸ができない(常に浅い呼吸)
どの体勢でも苦しい(寝てる時は2時間おきに苦しくて目覚める)
[入院時の体の状態]
卵巣8センチ
腹水が溜まっている
脱水症状あり
血液中の水分が減って血栓が出来やすくなっている(血液ドロドロ)

時系列でまとめると、

6/30:採卵

7/1〜7/5:家で苦しむ

7/5〜7/11:入院生活

7/25:血液検査ようやく正常

体力回復と血液検査の数値まで考えると、26日間もかかりました!

腹水とお腹の張りの影響で、体重は最大8キロ増えました!

今はすっかり元通りで元気になって移植前のお休み期間を過ごしています。

誰しもが起こりうる事ではないけど、こんなこともあるんだと知ってもらえたら良いなーと思います。

これから採卵の方も、これから移植の方も、体外受精を検討中の方も、無理せず一歩ずつ進んでいきましょうね^ ^

それでは!あんでした~

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