【家庭菜園】ハーブの王様‼スイートバジルの栽培方法。ポットを使って簡単栽培♪

スイートバジルの栽培方法♪ 家庭菜園

はいはいっ‼とーたくです♪みなさん調子いかがですか?

さて、本日は、ポット育苗で栽培する『スイートバジルの栽培方法』について紹介します♪

料理の中でもパスタを作ることが好きな私ですが、特に好きなパスタでジェノベーゼパスタがあります。みなさんはジェノベーゼってご存知ですか?

ジェノベーゼとは…
バジルベースの調味料をいい、パスタやピザをはじめ多様な料理で、多彩な使い方ができる調味料です。イタリアンでよく使用されています。私の中では万能薬と言っても過言ではない調味料です。

鼻から抜けるバジルの香りや爽快感がやみつきになり、家に常備しておきたい調味料ではありますが、市販のものを購入する場合、意外と価格が高かったり、好みの塩梅でなかったりすることもあり

こんなに好きなら、わざわざ買いに行かずにおうちでつくりたいなぁと思い、早速「スイートバジル」の種を購入しました‼

【バジルレシピ】自家栽培のバジルでバジルソースを作りました♪
家庭菜園で栽培したスイートバジルを使用して、バジルソースを作りました。材料が揃えばミキサーにかけるだけで完成です。爽快な香りは食欲が引き立てられ、少しオシャレな気分になります。パスタやピザにかけてもよし‼お肉やお魚にもみ込んでもよし‼幅広い料理に使用できます。

では早速、スイートバジルを種から育成してみましょう‼

ポットで育てたスイートバジル

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スイートバジルって?

スイートバジルは「ハーブの王様」とも呼ばれるシソ科の野菜です。
非常に丈夫な野菜で日光を好み、日当たりがいい環境では、青々とよく生育してくれます。

トマトとの相性がいい為、双方「コンパニオンプランツ」としても優秀です。

イタリアン料理との相性も抜群で、間引きした幼葉も料理に使用可能です。

丈夫な性質により室内での生育もでき、手間のかからない初心者にもやさしい野菜となっております。

しかし、寒さに弱い一面もあり、冬には葉が弱ってしまいます。20℃以上の気温が適温となります。

暖かいうちにたくさん収穫し、保管をしておくことをお勧めします。

スイートバジルカレンダー

【種まき・苗植え】
・4~6月頃、気温が20℃以上と、暖かくなった時期が適期となります。
【収穫】
・5~10月末までが収穫時期です。バジルは1年草で、冬越えが難しいハーブです。寒くなると、葉が黒くなって痛みが発生してきます。

スイートバジルを育てよう‼

今回はポットに種を植え付ける「育苗」の方法で進めていきます。

育苗の方法を取ることで、プランターに、直接種まきを行うより、発芽の確率がよくなります。

発根するまで水を絶やさず、日照時間、温度に気を付けてお世話していきましょう。

種まき

ポットに土をつめていきます。時々ポットの底をトントンと叩きながらしっかりと土をつめていって下さい。土はポットの上縁から大体1㎝程度までつめていきましょう。

土をポットいっぱいに詰めてしまうと水をかけた際にポットから種が流れ出てしまう可能性があります。

1ポットに8~10個程度、他の種と重ならない様に、最低1㎝程度間隔を空けて、種植えしていきます。
種は2~3㎜のくぼみを作り、1粒ずつおいていきます。

種をくぼみにおいたら、土をかぶせますが、種植え後も日光が種まで届くように、薄くかぶせるようにしてください。

後は土が乾かないように、水の管理を行います。

種が未だ、発根をして土に根付いていない時期は、水やりの際、水圧で種が流れてしまう事があります。種まき初期の、水やりでおすすめの方法は、霧吹きで優しく水を吹きかけた後、水をためたトレーにポットを並べていく方法です。

この方法をすることで、土が自然と水を吸い上げてくれるので水切れのリスクを防ぎ、また、水圧によって種が流されるリスクも防ぐことができます。

トレーにためた水の入れ替えは、しっかり行いましょう。
土を入れたポットに種をまき、ベランダで日光に当てている様子

スイートバジルの発芽

スイートバジルの発芽は思ったより早く見られました。一週間もすれば、まいた種がほぼすべて、発芽している状況です。

イタリアンパセリ同時期に種まきをした為、いい比較になります。

種まき後1週間のバジル(左)とパセリ(右)
※左がバジル、右はパセリ

トレーの水かえのみで、しっかり成長してくれました。発芽率が高く、ほとんど手間もかかっていません。

幼葉は丸みを帯びており、茎もしっかり生えている印象です。「丈夫さ」を感じることができますね。

発芽後はトレーからだし、土が乾燥しないように水を与えます。

スイートバジルの成長

幼葉が出そろった段階で1ポット4~5株程度となるように間引きを行いました。

コンテナボックスに入れ、ベランダで日を浴びるバジルの幼葉
この段階では特に追肥などは行わず成長を待ちます。

スイートバジルは成長も早く、日光をしっかり当ててあげれば、ぐんぐん成長します。

本葉が青々と2~3枚程度になった段階で、1ポット2株程度になるように間引きをします。

バジルの香りが、よく漂っており、かなり癒されます。

2回目の間引きを行い、1ポット2苗になったバジル

間引き後も茎はしっかりしており、葉も鮮やかに育っていたので追肥は行いませんでした。

間引きした葉については、細かく刻みバジルチキンとして頂きました。
未だ小さい段階でしたが、十分立派なバジルの香りがして、お味も満点でした♪

今までなぜバジルを栽培しなかったのか。自分に問いたいです…

その後、葉が4~5枚程度になったら1ポット1株にポット栽培最後の間引きを行います。

葉にところどころ黄色い箇所が出ていました。この段階で、気持ち程度ですが追肥を行い、もう少し成長させます。

さて、苗も大きくなり、ポットの底から根っこがのぞき始めたので、プランターへの植え替えを行います。

しかし…植え付けを行いたいタイミングで日本全国が雨雲に覆われ雨が続きました。

2021年8月の大雨は、日本に大きな被害を出しました。

SNSで目にした、甚大な被害は胸を苦しくさせるほどで、改めて天災の脅威を痛感させられました…

何もできませんが、被害にあった地域の一刻も早い復旧を願います。

少し脱線しましたが、申し訳ございません。

さて、この大雨の影響を受け、我が家の家庭菜園でも被害が発生。

ミニトマトが全滅。日に日に茎も元気がなくなり少し枯れ始めています。

きゅうりはなかなか成長せず、実がなるはずの花も、全て散る始末。

ベランダ菜園には限界もありますが、もっと雨対策等工夫する必要もあるかなと反省です。

簡単で楽しいことばかりではないですね…

しかし、バジルに関しては、まっすぐ上に伸び、雨にも負けず、変わらぬさわやかな香りを出していました‼これには本当に丈夫でびっくりです。優秀です。

さて、晴れ間を待つこと約2週間。

ようやくしっかりとした晴れ間が見えたので、このタイミングでプランターへ植え付けを実施。

プランターに植え替えたバジルの苗

ちょっとつめすぎかな?とも思いつつ4株分をプランター植え付けします。

植え付けまでに時間がかかったため、大きくなりすぎてしまったかもしれません。

スイートバジルの剪定

苗が20~30㎝ぐらいに成長したら、茎の4節目あたりで剪定を行いました。

剪定を行うことで追々の収穫量に差が出るようです。

また、スイートバジルは花が咲いてしまうと葉が硬くなり味が落ちてしまうのですが、剪定を行うことで開花を防止することができます。

また、剪定し、横に苗を大きくすることで、葉同士で日陰を作り、直射日光が当たりすぎるのを防止してくれる効果もあるので、定期的に剪定することをお勧めします。

ちなみに…

バジルは水耕栽培もできます。今回は剪定した芽を、すぐに使用しなかったため、画像のような方法で水耕栽培保存しました。2~3日ですぐに、根が生え始めました。

剪定したバジルの芽を、水を入れたビンで水耕栽培する様子

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まとめ

「ハーブの王様」と言われるスイートバジルは数多くの料理に使用できる上に、栽培も初心者向けで、とても育てやすい野菜です。

トマトの「コンパニオンプランツ」としても活躍してくれます。

ポットからの育成は、難しい点もなく、発芽まで水を切らさないこと、通気性、日照に注意すれば手間いらずで、成長してくれます

ある程度大きく成長したらプランターへの植え替え、苗が20~30㎝で剪定を行うことで、長期に渡り収穫可能です。収穫しすぎた葉は、冷凍保存でしばらく保管が可能ですので、たくさん収穫しても安心です。

2021年の夏は天候に恵まれない状況が多く、十分に成長しない野菜もありましたが、そんな中でもバジルはしっかり大きくなりました。

バジルは寒さに弱く、10月いっぱいまでが収穫適期となります。収穫できる今のうちに、たくさん収穫して、いろんな料理に活用したいですね‼

因みに私は、ジェノベソースを作ろうと思っています♪

それでは本日はここまで‼「とーたく」がお届けしました。

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