【移植周期】使用する薬剤について解説

移植周期の薬剤について 不妊治療

こんにちは!妊活女子 あん です。

私は妊活歴約2年で、現在は体外受精にチャレンジしているところです。

採卵が終わり、受精卵が凍結できて、胚盤胞という着床できる状態の受精卵が5個あります。

今は、その胚盤胞を子宮に戻す【移植周期】に入っています♩

いよいよここまできたか、という感じです(長かったーー)

そこで今日は移植周期で使用するお薬について解説します。

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移植周期に使う薬剤

まず最初に、移植周期にはお薬を使わずに自然に任せて移植を行う(自然周期移植)方法と、ホルモンを補充して移植を行う(ホルモン補充周期移植)方法があります。

どちらもメリット・デメリットがあるのですが、体質に合わせたり、クリニックの方針で決まっていたりする場合もあります。

私のクリニックはホルモン補充で移植する方針だったのでホルモン補充のお薬を使う事になりました。

ホルモン補充での移植のメリットは、お薬でホルモンを調整するので事前に移植日がわかる事です。

これはお仕事と両立しやすいポイントですよね。

逆にデメリットはホルモンを補充する分、少なからず体に負担がかかる事

個人差はありますが、お腹が痛くなったり体がだるくなったりする人もいるようです。

それでは、使用した薬剤の紹介です。

・エストラーナテープ
女性ホルモンのエストロゲンというホルモンを補充してくれるお薬。テープタイプで2日に1回、下腹部に貼るものです。(48時間貼り続ける)
移植周期の生理3日目から開始します。
私は治療を始めた頃からこのホルモンが上がりにくかったのでテープ剤でどう効くか気になっていました。
・ウトロゲスタン
これは黄体ホルモンのプロゲステロンというホルモンを補充してくれるお薬。膣に入れるものです。用法は1日3回、8時間おきに膣に入れます。移植周期の生理14日目から開始します。(1回目の超音波検査後から開始)私は7時・15時・23時に使用しています。
膣剤って珍しいですよね。使ったことないし、始める前は少し怖かったです。膣でお薬を吸収して、内服より子宮に届きやすくなっているのだとか。

基本的なお薬はこの2種類を使っています。

エストラーナテープとウトロゲスタンの実物写真

血液検査で上記ホルモンの値が上がらず、お薬の効きが緩やかな場合には内服薬が追加されることがあるそうです。

気をつけなければいけないのは使用日・使用時間をしっかり守ること!

貼り忘れたり、時間が空きすぎたりすると一時的にホルモンが少なくなってしまいます。

ホルモンの血中濃度を一定に保つために時間はしっかり決められているそうです。

副作用はあるの?症状は?

女性ホルモンのエストロゲンを補充する「エストラーナテープ」と黄体ホルモンのプロゲステロンを補充する「ウトロゲスタン」どちらにも副作用はあります。

というより、どんなお薬でも副作用はつきものですよね。それが人によって酷く症状として現れたり、全く出ない人ももちろんいます。

私は鎮痛剤や風邪薬など、一般的なお薬では副作用はほとんど出たことがありません。

だけどホルモン剤では8割くらいで副作用の症状が現れます。

やはり今まで少ないホルモンで体がサイクルしていたところに大量にホルモンが補充されると体もどこかしらがびっくりしているんじゃないのかなって勝手に考えたりします。笑

妊娠する状態に外側から体を作っていくようなイメージなので、個人差はあれど体への負担は少なからずあります。

エストラーナテープ:少しイライラしてしまう・皮膚のかぶれ
ウトロゲスタン:胸の張り・痛み
私の場合は特にウトロゲスタンの副作用が顕著に現れました。

いつもは生理前でもあまり胸の張りや痛みはないタイプなのですが、ウトロゲスタンを開始した翌日朝から胸の痛みがしっかりあってびっくりしました。

ホルモン剤では気持ちの浮き沈みにも関わってきたり、体以外の症状も現れる場合があるので使用する前に副作用を知っておくと不安にならずに冷静に対処できますよね。

使い続けていくうちに慣れてくる人もあれば副作用が酷くていつまでも辛いという人もいるので、その場合は無理せずにクリニックに相談することが先決です。

些細な変化でもお薬のことを知っているのと知らないのでは不安な気持ちも少なくて済むし、安心して移植まで過ごせると思います。

こういう感じで、私は今現在も2種類のお薬を続けています。

お薬で体を妊娠できる状態に近づけていけるので、あとはリラックスした穏やかな気持ちで移植日まで過ごすのも大事かな♪と思っています。

ストレスフリーで考えすぎず、気持ちに余裕を持って移植に臨みたいと思います^ ^

今日はここまで!最後まで読んでくださりありがとうございました。あんでした〜

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