【不妊治療】現代女性に意外と多い?!多嚢胞性卵巣症候群とは

妊活記事タイトル 不妊治療

こんにちは^ ^あんです!

今日は、多嚢胞性卵巣症候群についてお届けします。

みなさんはこの疾患ご存知ですか?この漢字の羅列、長い名前で覚えにくいですよね。笑

読むのも一苦労ですが、私なりにわかりやすく説明していきますので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

ではスタート!

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多嚢胞性卵巣症候群って何?

疑問を持つ人

読み方は、”たのうほうせいらんそうしょうこうぐん”と言います。

別名で、英訳の頭文字を取って「PCOS」とも呼ばれます。

意味は言葉の通りなのですが、排卵の機能に関わる疾患なので、まず排卵について説明します。

下の図を見ながらイメージしていきます。

子宮内部のイラスト、名称

○排卵の流れ:排卵期が近づくと、卵胞という卵子を育てる袋が毎月数個ずつ、卵巣の中で育ちます。その中から一つの卵胞だけが選ばれて大きくなり(約2cm)、排卵して卵巣の外へ飛び出し、卵管采でキャッチされて卵管へと進んでいきます。正常なら排卵機能で生理周期が28日位だとすると、14日目頃に排卵します。
 
上記を踏まえた上で、

多嚢胞性卵巣症候群は、卵胞を育てる力が弱く排卵するまでに時間がかかります。

その結果、生理周期が長い傾向があります。エコーで見ると、卵胞が大きくなりきれずに卵巣の中に小さな卵胞がいくつも溜まっているのが確認できる状態です。

症状の度合いは人それぞれですが、時間がかかって排卵する場合もあれば、排卵に至らない(無排卵)の場合もあります。
要するに排卵を妨げる要因なので、不妊の原因としてもよくある症状だそう。
 
○主な症状
生理不順、感覚が長い等
避妊しているのに妊娠しない
ニキビがひどい
多毛(顔や手足の毛が濃い)
肥満気味
 
初めは無症状ですが進行していくにつれていろんな症状が見受けられます。

メタボとも関連があるようで、糖尿病を併発する可能性が高くなるとのこと。痛みや体調不良のような生活に支障が出る症状が少ないので、不妊治療を通して初めて発覚することが多いようです。
 

原因は?

どんな症状かはわかったところで、なぜこの疾患になってしまうのか、原因が気になりますよね。

多嚢胞性卵巣症候群の原因は脳の下垂体から分泌されるホルモンです。

脳の下垂体から分泌されるホルモンは、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の二つがあります。この二つのホルモンのうち、黄体形成ホルモン(LH)が過剰に分泌されることが卵胞の成長や排卵を妨げる原因です。

また、黄体形成ホルモン(LH)は男性ホルモンなので体が男性化するのも特徴の一つです。

多毛や肥満やニキビ、声が低くなるなどが男性ホルモンが及ぼす作用です。

○多嚢胞性卵巣症候群には、いくつかの診断基準があります。
生理不順などの月経異常や、全項目に挙げた症状(多毛や肥満)の他に、血液検査と超音波検査で多嚢胞性卵巣症候群かどうかを見極められます。
血液検査では、卵巣刺激ホルモン(FSH)が正常値で黄体形成ホルモン(LH)が基準より高い場合
超音波検査では、卵巣内に多数の卵胞が溜まっている状態が確認できる場合
こそ全てに当てはまると多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。


○わたし自身のこと
生理不順はなく、間隔が長いです。大体33日くらいで、一般平均が28日と言われているので5日くらい遅いですね。それだけ排卵に時間がかかっているということでしょうか。(他にも要因はあると思いますが)
超音波検査をしたところ小さな卵胞が溜まっているのが確認できて、その3日後にもう一度超音波検査をしたら一つ卵胞が大きくなっているのが確認できました。その日に排卵誘発の注射を打って、排卵を促しました。
普段から排卵はできているみたいだけど、排卵する力が弱いそうです。ちなみに排卵誘発の注射はお尻に刺すもので、少し恥ずかしいですw
そして血液検査ですが、見事にLHが高く多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
髪の毛がかなり多いのと全体的に毛が濃く(脱毛してます)、ニキビも生理前はできやすいし、BMIは標準値ですが決して痩せてはいません。笑
当てはまる症状がいくつもあって笑いましたw
 

治療方法は?

では、多嚢胞性卵巣症候群はどういった治療をしていくのでしょうか。

年齢によって主訴(一番治したい症状)が異なるので、それに合わせた治療が必要になります。


・10代〜20代前半の若い世代は、生理不順や多毛などを主訴とする場合が多く、ピルなどを用いて生理周期を整えたり多毛を抑制していきます。
・20代〜30代は不妊や月経異常(痛みなど)を主訴として、妊娠を希望する場合は排卵誘発剤を用いて治療します。
また、黄体形成ホルモン(LH)が過剰なことで、インスリンの働きが弱くなり血中の糖分を代謝しにくく、糖尿病を併発するリスクもあります。これが肥満につながるので糖質制限や減量が必要になる場合もあります。
いずれにしても”対処療法”なので、根本治療ではありません。根本は脳の下垂体から分泌されるホルモンなので、現段階で根本治療は難しいみたいです。

私の場合は排卵誘発剤のお薬や注射で排卵の機能を補助したり、生活習慣では糖質制限をして少し減量も考えているところです。お薬はまだ服用してませんが、3月某日の検査で、やはり排卵が遅れていることがわかったので、来月の周期で排卵誘発剤のお薬を使ってもいいかもね〜と先生が言われていました。(先生は優しい感じで話し方もゆるいのでどこか安心できますw)
日々の食生活は通院に関係なくできるところなので小さなことでもやっていきたいですね。

お腹の中の赤ちゃんイラスト

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今日の妊活おかず

ということで!糖質制限を意識した食事にシフトしようと頑張っているところですが、なんせ糖質が大好きなもので、甘いものとか、食べたくなります、、、。

激しい制限は健康上良くないと思うので、晩御飯だけはお米を抜いています。その代わりに、全記事でも紹介しましたが、オートミールを食べています!

オートミールは腹持ちがよくて食べ応えバッチリ。お通じも良くなるのでとてもおすすめ。

今日はオートミールチャーハンを作りました。

ひき肉とレタスと卵を炒めて、そこに水でふやかしたオートミール50gを投入。一緒に炒めたら完成です。
                        ↓↓↓

オートミールで作るチャーハン

相変わらず映えませんが、味は完璧にチャーハンです!美味!

食感はお米ほどパラパラにはならないです。少しねっとりした感じですがリゾットと米の間(?)と思ってもらえれば良いかと。気になる方はぜひ試してくださいね笑


今日はここまで、最後まで見てくださりありがとうございました^ ^  あん

 

 

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